ぜんそくの教え

(有)東洋住研

2016年11月12日 13:14

11月12日(土)  “ぜんそくの教え”

 体力不足が気になっていたSさんは、休日に、サイクリングに出かけました。
 快調に川沿いを走っていると、急に席が出始めました。その咳はなかなか止まらず、ついには自転車から降りて、その場にうずくまるほどでした。翌日、病院で受診をすると、ぜんそくにかかっていたことがわかりました。
 帰り道、Sさんは子供の頃、小児ぜんそくで苦しんでいた友達がいたことを思い浮かべました。初めはその友達をかわいそうに思っていましたが、いつしか気にかけなくなっていたのでした。
 Sさん自身がぜんそくになって、<本当の苦しみは、本人にしか決してわからない>ということに気づいたのです。
 それ以降Sさんは、他人が痛みや辛さを訴えかけてきた時には、<ああ、今は辛いんだな>と、そのまま相手の気持ちを受け止めるように心がけています。
 またぜんそくは完治せず、薬が欠かせないSさんですが、他人の痛みを理解する心を育ててくれたぜんそくに感謝し、仲良く付き合うつもりです。

今日の心がけ◆苦しみの中にあるヒントを活かしましょう◆

今日の職場の教養を読んで・・・


私もSさんと同じくぜんそくを患っていて、気管支があまり強くありません部屋を掃除するときなど気管支がヒューヒューして呼吸しづらくなったりします。なので、Sさんの、その場にうずくまるほどの咳の辛さがすごくよく分かります今日のお話をよんで、相手の気持ちを受け止めることって本当に大事だなあとしみじみ感じました。そして、人との接し方には十分気をつけていこうと改めて思いました

いつも読んで頂きありがとうございます(^_^)
(有)東洋住研  嵩原 佳苗





関連記事